DJ KOOさん「何十年も第一線で走り続けることができた秘訣に『プライド』の存在がある」(写真:『あと10歳若くなる! DJ KOO流 心・体・脳の整え方』より)
トータルCDセールスは2100万枚を超えるなど、まさに平成の音楽シーンをけん引してきたダンス&ボーカルグループ「TRF」。同グループのDJおよびリーダーとして活動してきたDJ KOOさんですが、実は1961年生まれで「還暦」を過ぎています。今やバラエティ番組でも引っ張りだこの存在ですが、そうした形でのテレビへの出演は50代になって初めて果たしたそう。日々全力で新しいことにチャレンジしたり、何十年も第一線で走り続けることができている秘訣として「プライドの存在がある」とのことですが――。

プライドと見栄の違い

「プライドを持って仕事をする」 

当たり前なことのように言われていますが、カンタンなことではないですよね。

私が思うプライドを持って働いている人は、誰もがポジティブな気持ちを持って仕事をしています。

失敗したときや壁にぶつかったときでも、前を向けます。固定観念にとらわれず、柔軟な考え方ができます。弱音を吐かないのです。

プライドと似て非なるものが、見栄です。

見栄を張っている人は、こうあるべきという思い込みが強く、ひとりよがり。自分のためだけに仕事をしているような印象があります。

見栄が垣間見える人は、不思議とおもしろくなさそうに仕事をしています。