「ホメ出し」で人生を、社会全体を好転させる
時計の針を、あなたがタクシーを降りるときに戻します。もしもあなたの脳裏に「ホメ出ししよう」という選択肢があったら、こう言うかもしれません。
「ブレーキの踏み方が柔らかくて、リラックスできました。ありがとうございます」
あなたが運転手だったらどうでしょう?ましてや(やってしまった)と思っていたら。救われた気持ちになるのではないでしょうか。(次こそは道を間違えないようにがんばろう)と思えるのではないでしょうか。
もちろん、運転手さんに自己批判力がまったくなければ、(ラッキー!)と無反省のまま、学習と成長のチャンスを逃してしまうかもしれません。
しかし、ホメ出しすることにより、前向きなドミノ倒しの連鎖がはじまる、とあなたが信じなければ、祝いの言葉は贈ることができません。