インスタ、ツイッター、ググる、を使い分ける
一例として、現在の大学生が化粧品を購入する際に活用する情報源を見てみると、上記図表のようにSNSが断トツになる。
グーグルに代表されるウェブサイト検索は「ググる」などと言われ、調べものをする代名詞となったが(英語でもgoogle me というように動詞として使ったりする)、今の若者はもうそれほど使わない。
最近の人気や流行などを調べたいときはインスタグラム、交通機関の遅延や休講など、今起きていることを知りたいときはツイッター、公式サイトに行くときにはグーグルといった具合に使い分けが進んでいる。
なお、LINE(ライン)を若者のツールと思っている方も多いと思うが、最近ではそうでもない。若者にとっては、インスタの「ストーリーズ」(ショート動画機能)やメッセージ機能の使い勝手が上がっている反面、LINEの心理的障壁が高くなっているためだ。今やLINEは、1対1のやり取りや通話、即行性の必要な連絡のみに使う若者も多い。