コンビニやスーパーで見かけるようになった冷凍和菓子。その実力とは(写真:著者)
2022年9月3日(土)の『ニッポン視察団』は「外国人が絶賛」”この味にハマった”ニッポンのお菓子」です。日本のお菓子は老舗のお菓子から大手メーカーのお菓子、コンビニスイーツ、ファミレスなどチェーンのスイーツと花盛り。スイーツライター笹木理恵さんの連載を再配信します。


*******
大人気のコンビニスイーツ。ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートなどの各社が開発に力を注ぐなか、特に急激な進化を遂げているのが「和スイーツ」です。この連載ではスイーツライター・笹木理恵さんが、話題のコンビニ和スイーツをチェック。その実力に迫ります。第3回は進化を続ける「冷凍和菓子」からオススメを紹介します!

レベルアップを続ける「冷凍和菓子」

コロナ禍で、改めてその実力に注目が集まっている「冷凍食品」。加えて近年ではその技術の高まりとともに、麺飯や惣菜だけでなく、スイーツも味・品揃えともに格段にレベルアップしているんです。

そもそも冷凍のスイーツが着目されるようになったきっかけの一つが、やはりコンビニの冷凍食品コーナー。

品数・売り場面積ともに拡大し続けていますが、スイーツとしては、2021年4月にローソンが「冷凍デザート」を発売したのをきっかけに、各社ラインナップを増やしている状況です。そのようななかで和菓子のジャンルも徐々に拡大を続けています。