私はみんなにいい人だと思われたい

結果、来年50歳になるというのに、私はいまだドラッグストアでの大人買いレベルで憂さが晴れる。まったく成長していない。だいたい、金遣いを憂さ晴らしと思っている時点で浅ましい。30代でマンションを購入した友人の度胸がうらやましい。

まるで欠点であるかのように、「私は休むのとお金の使い方が下手です」と記すのはセコいとも思う。勤勉な働き手であり金の亡者ではない印象を他者に与えたい、という邪な気持ちがあるのだろう。私はみんなにいい人だと思われたい。それが無意味で無理難題だと、頭ではわかっていても。

そもそも、働きすぎのうえにものを買わないことが美徳だった時代は、とうの昔に終わっているのだ。なんの自慢にもならない。いまはちゃんと休んで、稼いだお金を投資なんかで増やすのが賢いとされるんだもの。

なぜこんなことをグダグダ書いているかと言えば、弊社の期末が近いからです。トホホ。今期もよく働き、おかげさまでそれなりに稼ぎもあり、必要なものを経費で購入したほうが正しく節税できる状態になった。

しかし、経費として認められるものは、仕事用デスクとか来客用の椅子とか新しいパソコンとか、必要だがそれなりに値の張るものばかり。どれが最適解かを比較検討するのが面倒で、すべて先送りにしてきた。なきゃないでどうにかなってきたし。