マルチな活動を行い様々な顔を持つ香取さん、『僕は誰なんだ』と思うことがあるという

『WHO AM I』俺は誰なんだ?

「自分は誰なんだろうと思うことがずっとあって。俳優としてお芝居をしたりバラエティーでお笑いをしたり、絵を描くこと、もちろん音楽をすることもあります。プラスの意味だと、『俺は誰なんだよ』ってくらい色々な自分がいることが誇らしい。(逆に)マイナスの面では、ふと自分が何者なのか分からなくなる時もあって。僕の画にはそれが詰まっている。みんなが知っている香取慎吾も見られるし、知らない香取慎吾も見ることができます」

「出展しようか迷った作品もあるけど、人生何度も個展をやれるわけでもない。出し惜しみなく自分をさらけ出したから、初めての僕をみてほしいです」と語った。

舞台の間もアトリエに通い作品作りの手を止めることはなかった

初出品がおよそ100点、前回の個展から100点、合計約200点に及ぶ個展になるとのこと。

先月10月26日まで、香取は草なぎ剛との二人芝居『burst! 〜危険なふたり~』(作・演出:三谷幸喜)の公演があった。初日前日に行われた囲み取材では、台詞をまだ8割しか覚えていないことを告白し、周囲を驚かせる場面もあったが、約1ヶ月間舞台に立ち続けた。香取はその合間にも出展するための作品作りを続けており、千秋楽付近でもアトリエに通っていたことを明かした。

草なぎに、舞台が終わった後絵を描きに行くと伝えたところ、「明日2公演だよ!?もう無理しないでよ~!」とちょっと怒られたという。

前作『BOUM! BOUM! BOUM!』の記者会見では、会見の様子を会場の後ろで草なぎが見学していたエピソードもあり、仲の良さが伺える。一方稲垣に対しては、「個展をやることを知らず、(新型コロナウイルス感染で)今は家でゆっくり休んでいると思います(笑)」と会場の笑いを誘った。