このドラマは、これから未来へと飛び立っていく若い人たちを応援したい、そんな想いも込められているのかなと(イラスト:タテノカズヒロ)
福原遥さんがヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土、総合・午前8時ほか)。パイロットに憧れる主人公・岩倉舞が、大阪府東大阪市と長崎県の五島列島を舞台に「空」の世界を目指して奮闘する姿が描かれています。一方、本連載では、漫画家でイラストレーターのタテノカズヒロさんが過去の放映回から印象に残ったシーンとともにドラマを振り返ります。今回は第5週「空を飛びたい!」について。

第5週あらすじ

ケガをした由良(吉谷彩子さん)の替わりにスワン号のパイロットを志願した舞でしたが、新人には無理だと反対する刈谷(高杉真宙さん)。しかし、舞と部員たちの「スワン号を飛ばしたい」という強い思いが、刈谷に舞に合わせた機体の修正を決意させます。

パイロットにふさわしい体力をつけるためトレーニングに励む舞。そんな中、舞の幼なじみ・貴司(赤楚衛二さん)は仕事で結果を出せずに悩み、詩を書くことで自分を救おうとします。また、舞の父・浩太(高橋克典さん)は、工場を拡大。新生IWAKURAを発足させました。

一方、トレーニングの成果もあり、徐々にパイロットとしての体力をつけてきた舞は、仲間たちとともにスワン号のテスト飛行に臨みますが――といった話が展開しました。

タテノさんが注目したポイントは?