はじめにチェックするべきは「壊れ・汚れ」
さて、キッチンの調理用具をあらためて見渡してみれば、大きさや形の差異はあれど、「焼く」「煮る」「掴む」など、実は同じ用途の調理道具が複数揃っているケースが多いのではないでしょうか。一方で調理器具は、その数が増えるに従い、取り出しにくくなっていくものです。
そこでまずはじめに、壊れていたり、汚れがとれないものなどがないか、チェックしてください。もちろん修理などで使い続けられるものならそうするべきですが、場合によっては処分を検討してもよいでしょう。
以前、片づけ教室の生徒さんに、たくさんボウルをお持ちの方がいたのでチェックしてもらいました。
すると大小20個ほど持っているうち、今はあまり使っていないけれども、気づかないうちに落ちそうにない汚れがつき、黒ずんでいるものが含まれていることに気づきました。
逆に、今よく使っているものを選んでもらったら2、3個に絞られることにも気づき、結局、使っていないものはいくつか手放そう、ということになりました。