「調理便利グッズ」の罠

それから、店頭では役立ちそうだと感じて購入した「調理便利グッズ」。実際に自宅で使ってみるとそうでもなかった……という経験はありませんか? 

一度自分には合わないと思って収納してしまえば、ほとんどの場合はそれっきり。持っていても、この先出番はほぼ来ないはず。

今、巷では「キッチンの便利グッズ」が山ほど売られています。

テレビなどでも毎日のように紹介されるので興味を惹きがちですが、「一つの用途しか使い道がないもの」には特に注意したほうが良いと思います。万が一、その用途で使わなかったときにどうしようもなくなるからです。

なので繰り返しとなりますが、キッチン用品についてはすぐに手を伸ばすのではなく、まず「代用できるものはないか」を考える癖をつけるようにしましょう。

以前伺ったお宅では、引っ張り出した調理道具に対して「これは何に使うものだったかしら?」と頭をひねっていた方がいて、お互いに笑ってしまったことも。

使わずにしまっているうち、そもそも何の道具だったのか、忘れてしまったそうですが、買って満足して終わることも結構あるのが「便利グッズ」です。