チェさんいわく「何かを決断するならば、シンプルに考えるに越したことはない」とのことで――(写真提供:Photo AC)
「自分の好きなことより、他人の意見に従ってしまう」「つい決断を先延ばしにする」「なんでもいいが口グセ」…。そんな人を「決められない症候群」と呼ぶのが、会社員のチェ・フンさんです。決断することの不安から抜け出し、自分が望む選択と決断を行うためにした改善やノウハウを記したエッセイが韓国で話題になりました。そのチェさんいわく「何かを決断するならば、シンプルに考えるに越したことはない」とのことで――。

シンプルに考え、行動することは簡単ではない

「シンプルに考えること」は、決断するときにも言えることだ。

あれこれ悩んだり心配したりするよりも、自分が本心から望むことだけを考えればいい。自分を信じて前に進めば、誰もが自分が望む人生を生きることができるはずだ。

ただ、シンプルに考え、行動することは、口で言うほど簡単ではない。それが自分の人生に重大な影響を及ぼす問題ならなおさらだ。