できるかぎりシンプルに

『シンプルに生きる―変哲のないものに喜びをみつけ、味わう』(幻冬舎)の著者、ドミニック・ローホーは、シンプルに生きることが現代人には必要不可欠だとして、次のように述べている。

「毎日、考えをまとめよう。何を考え、何を信じ、頭の中にどんな風景をくり返し描くかが健康と幸せを決める」

思考をシンプルにするには、毎日自分の考えをまとめ、自分は何を考え、何を信じているのか、自分との対話を通じて整理していく必要がある。そうしないと、ただでさえあわただしい日々の中、正しい選択と決断を行えなくなるばかりか、いざというときにチャンスを逃しかねない。

今すぐ決めるべきことがあるなら、できるかぎりシンプルに考えよう。

そして今すぐ始められることは、紙とペンを用意して頭の中にある考えを書き出し、カテゴリーに分けていくことだ。

そのうち頭の中が整理され、何が正しい選択で決断なのか、見えてくるだろう。

※本稿は、『私はすべて自分で決める。』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。


私はすべて自分で決める。』(著:チェ・フン、訳:李明華/ダイヤモンド社)

自分にとってベストな選択をする方法とは? 韓国の”自己変革”ベストセラーエッセイが日本上陸!「自分の好きなことより、他人の意見に従ってしまう」「つい決断を先延ばしにする」「なんでもいいが口グセ」……かつて「決められない症候群」だった会社員が教える、自分の選択で最高の人生を切り拓く6つのステップ。余計なものを手放して、自分らしく生きよう!