ストレスにならない、疲れない婚活をしないと、うまくいかないループに入り、どんどんつらくなってしまうことに――(提供:イラストAC)
2020年の国税調査をもとに算出された、50歳時の未婚率(生涯未婚率)は、男性で28.3%、女性で17.8%と、年々高くなっています。“あえて結婚しない選択”をする人も増えていると思われる一方、婚活アドバイザーの植草美幸さんは、「結婚したい、結婚したくないと揺れた末に、結婚相談所に訪れる」と言います。さらに、ストレスをためて婚活疲れしてしまう人もいる中、どうすれば自分がラクになる婚活ができるのでしょうか――

やりたいこと、欲しいものは妥協しない

意味のないアンバランスな高望みはやめてほしいのですが、妥協をして安売りをしたり、ガマンをしてストレスを溜めるのもいけません。

ストレスにならない、婚活疲れしない婚活をしないと、なぜかうまくいかないというループに入ってしまい、どんどんつらくなってしまいます。自分のために、自分がラクになる婚活をしていきましょう。

例えば、婚活疲れをする人に多いのが、「週休2日で週末しか休みがないのに、婚活ばかりで自分の時間が取れない」というお悩みです。ストレスを溜めるくらいだったら、土曜日は休息日、日曜日は婚活デートの日と決めてもいいと思います。

第1希望の彼に誘われても、何が何でも日曜日しか婚活しないと決めてみる。昼の部、夜の部で2部制にすれば、2人とデートできますし、だったら短い時間でどうやって相手を詳しく知ろうか、相手任せのデートプランでは時間が読めないなと思えば、お尻に火がつきます。これにより、コミュニケーション能力もグッと成長するでしょう。

もしくは、日用品やお洋服などを買ったり、ちょっとした用事は全部デートプランの中に入れてしまうのはいかがでしょうか。そうしたら、行きたくもないデートに時間を取られている、と思わずに済んで、ストレスになりません。