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〈予防〉清潔を心がけ足の健康を保つ
白癬菌が皮膚の角層の中に入り込むには24時間以上かかります。ですから、1日1回は指の間や爪の周りを石鹸できれいに洗うようにしてください。スリッパや足ふきマットからうつると言われますが、きちんと足を洗う習慣をつけていれば心配いりません。
靴との付き合い方も大切です。皮膚を傷めないように、足に合った靴を選んでください。窮屈な靴はよくありません。気に入った靴があるとつい毎日履いてしまいがちですが、靴は毎日替えましょう。一日中履いていると、靴の中にコップ1杯分の汗をかくと言われ、蒸れの原因に。患者さんには、足の血行を促し指の間に空気を入れるために、足の指の体操をお勧めしています。
免疫の低下も水虫を悪化させてしまいます。水虫を寄せつけないためにも、足のケアを心がけ、健康に過ごしてください。