予告動画で公開されているシーンの1つに、ジェジュンが自身の車で大きな橋を渡る映像がある。造られてから100年くらいたつ、子ども時代の思い出の橋なのだそう。
「すごく狭い街で、やることがなくて橋の下の川で遊んだりした思い出深い場所です。当時は橋も川も大きく感じたのに、久しぶりに行ってみたらこんなにちっちゃかったんだ、と。そこを自分で車を運転して渡っているなんて、すごいなと思いましたね。小学校の頃に、その橋を自転車で渡っていた時、50歳くらいのおじさんに『おまえらは若くていいな。うらやましいよ』と声をかけられたのですが、今回、橋を歩く子どもたちを見て、あの時のおじさんの気持ちがわかりました。僕もこれ以上、大人になりたくないです(笑)」
「大切な存在があるから僕は大丈夫」
イ・ジェハン監督からの「普段、曲はどうやって作っているの?」という質問に答える形で、キーボードでコードを弾いてみせるジェジュン。映画主題歌の『We’ re』という曲は、彼の手によるものだ。
「『We’ re』は、この映画のサウンドトラックのアルバムを出しましょうという話になってから作った曲です。映画を作る時に僕が持っていた、いろいろな感情を思い出しながら書きました。寂しい時、悲しい時もたくさんあるけれど、まわりの友達や、遠くから応援してくれるファンの皆さん、そして家族という大切な存在があるから僕は大丈夫、という思いを込めた歌詞です」