洗面所を片づける際のおススメ手順とは

今回は洗面所の中でも、特に不要なものが多そうな化粧品と洗剤の整理を中心に考えてみます。

洗面所の場合、まず付近の収納場所に入っているものを全て出すところから始めます。出し終わったらそのまま、出した場所の拭き掃除を済ませてしまいましょう。

続いて考えてみたいのが化粧品です。

受講生からは「片づけ始めたら、収納場所の奥から試供品やら、ずっと使っていない口紅やらがたくさん出てきました」という声をよく聞きます。

基本的に、化粧品には使用期限があり、記載されている場合はそれに従いますが、一般的に、未開封で3年程度、開封後なら半年くらいで使い切るのを勧めている場合が多いようです。

とにかく「もし使うなら早速使う、そうでないなら処分」を考える。

使用期限は保存状態によって変わるものと思いますし、とにかく早めに使い切ることを意識しましょう。特に化粧品は直接、肌や顔に付けるもの。気を付けるにこしたことはありません。

受講生宅にて。引き出しをのぞいてみれば、今は使っていない、もしくはいつ買ったかわからないような化粧品もちらほら(写真:著者)

処分する場合、こちらも商品や自治体で定められたルールに従うのが前提となります。たとえば口紅であれば、残った部分はティッシュなどを使って折って取り出したうえで可燃ごみへ捨てたり、容器は口紅本体と分離したうえで、自治体のルールに従って処分、というのが一般的かもしれません。

最近、受講生から「ネットなどの口コミを見て勢いで化粧品を買ったものの、自分には合わず、しまったままにしている」といった話を頻繁に聞くようになりました。

ワンクリックで自宅に届く時代だからこそ、あくまですぐ使うものを優先し、試供品などで試してから購入するなど、この先、使うかどうかわからないものをいきなり購入するのは避けたほうがいいかもしれません。そう意識するだけで収容場所にスペースが生まれるし、なによりお金の節約にもなるはずです。