次の夢は
ここ数年は体調を崩してお店に出ることが少なくなったが、その時間を使って、長年集めてきたコレクションを紹介する写真集を編纂。6年越しの作業を経て今年4月、出版にこぎつけた。
「次の夢は、コレクションを皆さんに見ていただける場所を作ること。同時に、ステッキの使い方をご紹介したり、体に合わせて調節するサロンも開けたらいいなと思うんです。たとえば大きなトレーラーの半分を美術館に、半分をサロンにして、町や村々にいくのはどうかしら?」
きらきら目を輝かせてそう語る山田さん。
ステッキをめぐる人生の冒険は、これからも続いていきそうだ。