4)食費・日用品費

食費や日用品費は月単位で予算を組む人が多いと思いますが、長いスパンで支出を管理しようとすると無意識に使いすぎてしまい、赤字に陥りがちです。

そうした人におすすめなのが、週単位での予算管理。

たとえば、1ヵ月の食費の予算が6万円であれば、週2回程度の買い物で週1万2000円に収まるようにする。週末に予算を超えてしまっても、月単位よりオーバー額が少ないため、翌週に立て直しやすいのがメリットです。

月単位で管理する人は、銀行で一度に下ろす金額が多い傾向にあり、それが使いすぎの原因にも。お金を下ろす曜日を決め、食費と日用品費は専用の財布から支払うと、いくら使っているか把握しやすくなります。また、お友だちとの外食にかかる費用は、「交際費」として予算を決めると管理しやすいでしょう。

コロナ禍で増えてきたのが、ネットスーパー、生協などの宅配サービスです。

重い食品や日用品を気軽に頼めて便利ですが、そもそも割高ですし、気になった新商品を頼む、送料無料にするために必要ないものまで買うなどの「ついで消費」にご注意を。

洗剤やティッシュなどの日用品は、安売りに釣られてまとめ買いをすると、「まだ在庫があるから」と気が大きくなって無駄遣いをしがち。使い切るタイミングで買うのが鉄則です。

□専用の財布を用意し、週単位で予算管理する□お金を下ろす曜日を決め、買い物の回数はできるだけ少なく□宅配サービスは、本当に必要なものだけ買う
食費・日用品費のチェックリスト