(写真提供:写真AC)

現在発売中の『婦人公論』(1月号)掲載の特集「メタボ家計をスリム化させるコツ」家計を見直したいと思っても、どこから手をつけたらいいかわからないという人は多いはず。効率よく節約するコツを、家計再生のプロが伝授しましょう(構成=山田真理 撮影=本社写真部 イラスト=チームおゆき)

前回からの続きで、効果が出やすい費目順に節約のコツを紹介します。一つでもできることから始めて、ぜひスリムな家計の身軽さを実感してみてください。

3)定期購入費、会費
(イラスト:チームおゆき)

毎月自動的に引き落とされる定期購入費には、無駄が隠れています。

シニア世代にありがちなのが、健康維持のためのサプリメント、水などの買いすぎです。「初回無料」といった宣伝文句に釣られて契約したものの、効果が感じられなかったり、結局余らせたりしているならすぐに解約しましょう。

スポーツジムや習いごとも、だらだら会費だけ払い続けているならぜひ見直しを。1回500円以下で利用できる公共の施設もありますし、もっと通いやすい場所を見つけたほうがお財布に優しいはず。

コロナ禍で利用が増えてきたのが、動画や音楽などの配信を月額・定額制で楽しめるサブスクサービスです。お試し期間は無料でも、解約手続きをしなければその後は課金され続けてしまいます。

月1000円程度でも、複数契約すれば負担になるうえ、利用頻度が低いならまったくの無駄。解約方法がわかりにくいサービスも多いですが、ネットに詳しい人に聞いたりしながら整理することをおすすめします。

□自動引き落としの定期購入、サブスクを棚卸し□利用頻度や、類似サービスに加入していないかを確認□サブスクの解約方法がわかりにくければ、ネットに詳しい人に聞く
定期購入費、会費のチェックリスト