5)水道・光熱費
大きな削減はしにくい水道・光熱費ですが、月に数百円でも削っていけば年単位ではそれなりの効果が表れます。
たとえば夫婦二人暮らしの場合、電気の契約アンペアを見直してみてもいいでしょう。電球が切れたらLED照明に替える、家電製品の買い替え時には節電タイプを選ぶなどすると電気代を上手に減らすことができます。エアコンは定期的に掃除をし、冷蔵庫は中身の入れすぎに注意するだけでも、効率が上がって消費電力の削減に。
わが家でも使っているのが、節水効果のあるシャワーヘッドです。水道の使用量が減るだけでなく、ガス代が下がるという相乗効果も。安いものなら1500円程度で購入でき、夫婦二人の家庭であれば水道・ガス代を年に1万円前後節約できるケースもあります。
また各種光熱費は、支払い方法を口座振替にする、年払いにする、紙の請求書からウェブ請求に変えると割引になるサービスもあるので、契約状況を一度確認してみましょう。
一時期、自由化によりガスと電気をまとめるセットプランが注目されましたが、燃料費高騰の影響もあり、現在は新電力会社に契約停止や撤退の動きが。料金プランが改定されるなど過渡期にあるため、乗り換えは慎重に考えてください。