寝正月を心の栄養に
また一般的には不健康の別名のように言われる「寝正月」も、過ごし方によっては「心の栄養」になるとも気づきました。
「朝起き貧乏、寝福の神」ということわざをご存じでしょうか?
これは「正月元旦の早起きは貧乏のもとで、朝寝坊は幸福のもとである」という言い伝えに基づくもので、むしろ自宅でゆっくり寝て過ごす「寝正月」は理にかなった過ごし方だ、ということを示しているそうです。
かつては、大みそかに寝ないで年神様を迎える準備をしたら、元旦はゆっくり、といった過ごし方を理想としていたんですね。
今年の私は家にこもり、まさに「寝正月」でした。
年末に図書館で本を借り、パソコンでNHKプラスやティーバーを使ってドラマやドキュメンタリーを、アマゾンプライムビデオの“無料お試し”を使ったりして映画を楽しみました。つまり、さほどお金をかけることなく、「心の栄養」を蓄えたわけです。