向き合うべきストレスが見えてくる
「ストレス分類法」で4段階にランク付けすると、もうひとつ大きな効果があります。
それは「向き合うべきストレスが見えてくる」こと。
人間は頭の中だけで考えていると、一つひとつの要素を上手に比較することができません。
その点、書き出してみると比較、分類が一気に進み、「ああ、これが自分にとって大きなストレスになっているんだ」と自分の心を再認識することができます。
そうやって「自分が向き合うべきストレス」「自分を深く悩ませているストレス」が見えてきたら、そこでもまず進歩があったことを理解してください。
状況は何一つ変わらなくても「これが私を苦しめているストレスなんだ」とはっきりするだけで気持ちの整理がついてきます。
そんなふうに客観的に捉えられるようになった段階で、自律神経は確実に整っています。