留学生は増加傾向
歌手を目指す外国人が、K‐POPのマネジメント会社のオーディションを受けるために韓国に来たり、デビューのための研修生として韓国で過ごしたりするニュースを耳にする。
2022年2月、韓国政府は「外国人文化人材誘致」という名目の「韓流ビザ」の発行を検討していると発表した。*3
「韓流ビザ」とは、従来の韓流文化を学ぶための韓国の大学への入学やK‐POPマネジメント会社との契約というビザ発給の条件を緩和し、ダンススクールなどの私設教育機関に登録すればビザが発給される制度である。
映像制作を学ぶために韓国に留学するというのはあまり想像できなかったが、韓国で映画を学ぶ留学生は増加傾向にあるようだ。
釜山(プサン)アジア映画学校(Busan Asian Film School)は、地域の映画産業の発展と世界の映画人の育成を目的に設立された映画・映像専門教育機関である。*4
正式な高等教育機関ではなく、3ヶ月の実務研修で構成されている。日本人を含め、海外からやってくる映画産業に携わる人は年々増えているのだ。
カリキュラムは、オンラインとオフラインに分かれていて、国籍を問わず制作のサポートを受けることができる。
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https://www.chosun.com/national/national_general/2022/02/03/E2HLVAPYARB7BMOXTLDUCGGCDM/