イラスト:星野ちいこ
顔には、その人の運気が表れます。福を呼び込む明るい顔になるにはどうすればいいのでしょうか。自分の顔を「運のいい顔」に変える方法を専門家に聞きました(構成=塚原沙耶 イラスト=星野ちいこ)

自分の顔を好きになろう

みなさんは自分の顔が好きですか? 「目が小さい」「シワが増えた」など、悩みを抱えている人も多いかもしれません。実は「自分の顔が嫌い」と思うと、運気が下がってしまいます。言い換えると、自分の顔を好きになり、大事に手入れをすることで運は開いていくのです。

私は小さい頃から肌が弱く、アトピーに悩んでいました。それが原因で幼少期から自信がなく、肌のきれいな人や笑顔の素敵な人が憧れの対象でした。やがて「顔」に興味を持ち、本を読んだり調べたりするように。そのなかで出合ったのが、顔の造形から性格や気質、才能、運などを読み解く学問の「観相学」「人相学」でした。

人相学の本を読むと、嫌いだった自分の肉厚の鼻が強運の鼻だと書かれていて、びっくり! 運がいい顔だと知ったことで、自分の顔が好きになり、自信が湧いて、人生が好転していったのです。

そうして、観相学と人相学に自分の経験を加え、40年にわたって1万人以上の人の顔を鑑定。「開運福顔」になるためのアドバイスをしてきました。

「開運福顔」とは運を呼び込む顔のこと。いわゆる美人、整っている顔を目指すわけではありません。目指したいのは、福を呼び込み、幸運の神様に愛される顔です。それでは、どのように「開運福顔」になるのか、説明していきましょう。