「影」を入れず、光らせる

「開運福顔」をつくるための主な方法は、マッサージ、メイク、そして肌にツヤを出して光らせることです。観相学には、「12宮」という運勢を表す顔のエリアがあります(次ページ参照)。自分が呼び込みたい運を宿しているエリアをマッサージしたり、メイクをしたりすることで運を招くのです。マッサージの方法やメイクのポイントはこの後のページを参考にしてください。

特に大切なのは、「光らせる」こと。顔を立体的に見せようと、メイクの際にブラウンのアイシャドウや、フェイスラインに濃淡をつけるシェーディングを取り入れる人もいるでしょう。これは、開運の観点ではおすすめできません。運を宿す12宮に「影」を入れることになり、その場所の運を落としてしまうからです。

たとえばアイシャドウを入れる目の上やまぶたは「田宅宮」といい、「不動産」「愛情」「人気」「家族」などの運勢を示しています。ブラウンで暗くするのではなく、明るいホワイトやベージュがおすすめです。

また、大事にしてほしい基本は洗顔。毛穴に汚れが詰まって肌がくすむと、運気も下がります。クレンジングで汚れを落とし、洗顔する。それから、肌に化粧水を染み込ませる。光り輝く顔をつくるためには、潤いを保つことが大切なのです。マッサージをする際にはクリームを使ってください。

そして、1年の始まりですから、前髪を上げて額を出しましょう。おでこと眉間は運の通り道、つまり玄関です。おでこのシワが気になる人もいるかもしれませんが、シワではなく「紋」なのです。家族や周りの人のためにあれこれ考えてきた証。決して悪いものではありません。額のカーテンをあけて、光を集めましょう。