非常用バッグの中に入れてあるもの

非常食一式を詰めた「大きなバッグ」の中に入れているものですが、まず主食となるごはんが2種類。

一つ目が水を注げばそのまま食べられるタイプ。こちらはパックが器になるうえ、軽いのが利点です。もう一つが開ければそのまま食べられるおかゆ類。こちらは便利ですが、重さがあるのが難点。持ち運びを考えて上記の2種類を常備することにしています。

次に、豚汁、おでんといった汁物です。開ければすぐ食べられ、栄養も水分も一緒に摂れる優れものです。それから非常用で消費期限の長いパン。非常時はどうしても食にバリエーションがなくなります。それだけに、震災の時も数日経って「パンが食べたい」という声が周りでよく聞かれたのを覚えています。

非常食一式を詰めた「大きなバッグ」の中に入れてあるもの(写真:著者)

整理すると、私が意識している非常食のポイントは以下の5つです。

・加熱が必要かどうか

・水が必要かどうか

・主食は多めに

・汁物で水分と栄養を

・バリエーション用のパン

以上は50代夫婦と、高校生の子どもがいるわが家の一例であり、小さなお子さんや高齢者がいると、また変わってくることでしょう。