変形性股関節症が女性に多いのはなぜ?
変形性股関節症の患者の9割は女性。骨盤の形状の男女差も原因のひとつと考えられています。
骨盤の形に男女差がある!
骨盤は、内臓の受け皿としても機能しているので、大きいすり鉢状の形をしています。このすり鉢の形が男女で異なり、女性の骨盤は男性よりも横広の形をしているのが特徴です。
女性のほうが股関節への負担が大きい!
重心線と関節(回転軸)までの距離をモーメントアームと言いますが、モーメントアームが長いほど関節にかかる負荷が高くなります。図のように女性のほうが長くなるので、より負担が大きくなると考えられます。