親とパートナーの間に板挟みになったときの対処法

第三者がもとで夫婦関係がギクシャクしているという人もいます。

相談者の男性Aさんは、事業に失敗し、それまで家族で暮らしていたマンションを売り払って、5年前から実家の土地に親が建ててくれた二世帯住宅に暮らしています。

当初は妻もAさんの両親に感謝していたのですが、2年前に彼の父が他界してから状況が一変してしまいました。一人暮らしになったAさんの母親がさびしいからといって垣根を越えて、息子夫婦の家に入り浸るようになってしまったのです。妻はしだいにストレスを募らせていきました。

そんなある日、妻が彼の母親に「今日は来ないでください」と告げたことから嫁姑問題が勃発。Aさんは見て見ぬフリをしてきましたが、「あなたからもお義母さんに家に来ないように伝えてほしい」と訴える妻に、「オフクロの家なんだから、君が我慢するのが筋だろう」と伝えたところ、夫婦関係までもが悪くなってしまったということでした。

私はAさんに「見て見ぬフリは妻を傷つけることですよ。妻と自分の親のもめ事から夫が逃げないことが、修復の近道です」と伝えました。

人間関係は病気と同じで早期発見早期治療が一番。一つの問題であれば、そのことを解決すればよいのですが、放置しておくと問題が転移してしまうのです。