何かを優先したり諦めたりして
我が家も、反抗期なのかこれは!?な息子の態度と、野球も勉強も最低限困らない程度にやらせたい親の思いとの狭間で、つい口に出して息子を責めることが、息子にとってはかなりのストレスになっているのを自覚している。
時々あんまり言葉でとっちめ過ぎて、自分でも「あ、ワタシいま更年期のイライラでここまで言い過ぎちゃってる」と気づいていながら、言葉ではクイクイやり込めてしまっている我に返ることがあり、我ながら「鬼!!」と思うこともある。ごめんね息子たち。
明らかに、親からいろんな制限を迫られる子供はストレスを抱えるもの。
だが人には1日24時間しか与えられないのだ。野球も上手くなりたい、ゲームもしたい、携帯も見ていたい、学校の勉強もやらなくちゃいけない。そして、できるだけたくさん睡眠の時間をとった方が体にはいいらしい…。
もうこの制限時間内でどうにかこれを叶えられるよう、子供自身がうまく時間をやりくりしてもらうしかないし、何かを優先したり諦めたりしてもらうほかないのだ。
たとえそれが親の思っているものとは違っていても、だ。
「野球をやめてでもゲームがやりたい」
息子が本気でそう言い出したら、私は真っ向から反対してわかるまで説得するだろうか?息子のためを思って、その必要があるだろうか。
ちなみに夫にこんなことを聞いたことはないけれど、彼なら間違いなく「じゃ野球辞めなよ」と即答するはずだ。
野球をナメてもらっては一番困る人だから。