急に、ドキドキしたりして

ところが、その子どもたちが大人になって、それぞれ独り立ちしてしまうと、また夫婦二人に戻されます。

子どもを介さずに、二人きりで話すというのは、何十年もなかったので、急に、ドキドキしたりして、「なに話そうか」なんて思うわけです。

『すべては出会い 渡辺徹の愛され人生』(著:渡辺徹/きずな出版)

でも、それはそれで慣れてきたら、「ちょっと近くに買い物に行くけど、つき合う?」「うん、行くよ」なんていうことができるようになります。

一緒に買い物に行くと、余計なものをカゴに入れて、また叱られたりはするのですが、そういう時間ができるようになるわけです。