新型コロナが5月8日に「5類」に移行することとなり、マスクを外して活動する人も徐々に増えてきています。自分の顔を改めて意識するようになり、たるみやむくみといった顔の変化が気になり始めた人もいることでしょう。顔老けの原因は「骨」と「表情筋」の老化にあり、「カルシウム」「ビタミンD」「タンパク質」といった栄養素を摂ることで対策ができます。今回は、その3つをまとめて摂取できるとっておきレシピも紹介します。
この記事の目次
顔老けはなぜ起こる?
加齢による顔老けは、骨と表情筋の衰えによって引き起こされます。顔は、40歳頃から顔面の骨に変化がみられ、50歳を超える頃になるとほうれい線やフェイスラインが気になり始めます。
骨の老化
加齢により、顔面骨の縮小とゆがみが生じます。骨が縮んでくると、骨にのっていた筋肉が下がり、頭部前傾姿勢でよりたるみにつながります。
また、骨を守る働きを持つとされる女性ホルモンの分泌は、閉経を境に大幅に減少するため、放置しておくと、これも顔老けの原因となります。閉経後は「骨を減らさない努力」をする必要があります。
表情筋の老化
顔面骨の縮小と共に、表情筋と咀嚼筋を使わないと衰えます。
特に、コロナ禍でマスクを装着する頻度が高くなったことから、表情筋や咀嚼筋が使われていません。また、息苦しさからついつい口呼吸をしてしまう傾向にあります。口をぽかんと開けて呼吸していると、口角が下がり「への字」になり、さらに携帯で前傾姿勢が続くと口角から下に向かって「マリオネットライン」と呼ばれる溝ができてしまうのです。主に広頚筋という表情筋の衰えです。マスクをはずすこの機会に、姿勢を正し、顔面筋(表情筋と咀嚼筋)をよく動かすようにしましょう。