先輩たちからのVTRメッセージの数々
さらに《愛され具合》を感じたのは、この日、ステージ上のスクリーンに届いた多くの先輩たちからのVTRメッセージでした。
最初に登場して場を和ませたのは「純烈」の皆さん。いつものようにリーダーの酒井一圭さんが《まわし役》となり、ファンの皆さんが沸きそうな、他の「演歌第7世代」の歌手のプライベートに関してや、今年、『NHK紅白歌合戦』初出場を目標に掲げているレオンくんに対しての応援コメントなども寄せられました。でも、レオンくんの出場により「純烈」が出られなくなると困るので「三山ひろしさんの枠で」と促す酒井さんに場内は爆笑。
その次にVTRに出てきたのが三山ひろしさんで……、客席はおおいに温まりました。
他にも、由紀さおりさん、山本譲二さん、藤あや子さん、市川由紀乃さんらが長尺でレオンくんにお祝いメッセージを寄せたのです。
いずれも大先輩ばかりで、唯一コメントを頼みやすかったのは同じ所属事務所の倉木麻衣さんだけだったかと思います。そしてVTRコメントも寄せた五木ひろしさんは、なんとサプライズでステージに登場されたのです。
実は五木さんは、レオンくんをかわいがっている代表的存在。自身の座長公演やコンサートのゲストにレオンくんを度々招いています。さらに同日、明らかにされたのは、五木さんのスーツのサイズがレオンくんにピッタリだということから、スパンコールが眩しいキラキラなジャケットを五木さんからプレゼントされたというエピソード。サプライズ登場を全く知らなかったレオンくんは恐縮しきりで五木さんの大ヒット曲『夜明けのブルース』をデュエットしました。