大きな感情の動きを経験したとき、それを指標に表して可視化するワークを紹介します。
このワークは、ネガティブな感情が湧いたときに行うのが特におすすめです。ポジティブな感情は、ただただその一瞬を楽しめばいいからです。
ネガティブな感情、たとえば、誰かとの別れ、仕事の大失敗といった人生の大きな転機で、心が持っていかれるくらいつらいとき、それをじっと観察し続けることは、とても胆力のいることですよね? 一刻も早くつらさが消えることを願ってしまいます。
そんなときに、感情の波を数値にして「感情グラフ」をつくります。そして、眺めてみましょう。
怒りや、悲しみなど、いろんな感情の最大値を100%とします。たとえば、1日目は体感として《怒り50%/悲しみ90%》でした。翌日からは、1日目の数値を基準に心の変化を数値化していきます。すると必ず何かの変化があるはずです。
日々、粛々と記録し、ある程度まとまったタイミングで、変化を眺めてみてください。