ウェールズの濃厚なアクセント

場所は「ウェールズのバンガー」。それどこよ?と地図で見てみるとなんか左のほう。「ふーん、ロンドンじゃないんだ。週末はロンドンに遊びに行こうよ!」なんて話し合いながら、着いたウェールズはなんと別の国!

ロンドンから高速列車で3時間半。遠いよ!なにここ!超田舎じゃん!羊だらけ!と、なんでもおもしろい年頃のわたしたちはゲラゲラ大笑いしました。

そもそもUnited Kingdom(日本語ではイギリスと訳します)は4つの国で構成されています。England(イングランド)、Scotland(スコットランド)、Northern Ireland(北アイルランド)、そしてわたしたちが行くWales(ウェールズ)の4つ。ウェールズの公用語はウェールズ語で、もうひとつの公用語である英語と一緒に表記されています。

みなさんもちろん英語で話してくれますが、もっのすごいウェールズ独特のアクセント。大学でアメリカ英語に触れていたわたしには、イギリス英語もよくわからないのに、ウェールズの濃厚なアクセントはいつも聞いていた英語とはまったく別物!なんというところに来てしまったんだと思いつつ、でもやるしかない。

若いときってまだ経験が少ないから想像力が乏しいし、知らないことばかりなので、怖さを知らなくて、今考えると「なんかわかんないけどやっちゃおう」みたいな勇気と勢いがたくさんあったんですよね。

 

※本稿は、『直訳やめたら英語が一気にできるようになった私の話』(大和書房)の一部を再編集したものです。


直訳やめたら英語が一気にできるようになった私の話』(著:岩田リョウコ/大和書房)

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