そばアレルギーの人は要注意だが…。「そば(乾めん)」

そばの原材料は、基本的にはそば粉、小麦粉、食塩です。

つなぎに、山芋を使った製品もあります。

『新版「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物』(著:渡辺雄二/大和書房)

うどん・そうめんと同様に乾燥していて腐りにくく、味つけもしていないため、保存料も調味料も使われていません。

ただし、そばアレルギーの人は注意しなくてはならないでしょう。

そばは人によってはひじょうに強いアレルゲンとなるため、ショック症状をおこすことがあるからです。

以前北海道で、学校給食に出されたそばを食べた児童がアレルギー症状をおこして、死亡したケースがありました。

そばは、中国やカナダ、アメリカなどから輸入されています。

「農薬は、残っていないの?」と心配する人もいると思いますが、それは製品を検査してみないとわかりません。

ただし、仮に農薬が微量残っていたとしても、ゆで汁にある程度溶け出すと考えられます。

国内では北海道などでそばが栽培されています。こちらのほうがより安心といえます。