試験の点数でマイナスを取った

自分の得意な「とにかくこれは誰にも負けない」ということがあったので、他のことができなくても気にしなかった

だから、本当の意味でのコンプレックスは感じていなかった。

『ブレん人』(著:呂布カルマ/株式会社コスミック出版)

数学とか英語はテストで0点を3回くらい取ったらなにも感じなくなって、こういう克服の仕方があるんだと気づいた。

半端に勉強したり、ちょっとでも準備して0点だったら流石にショックだっただろうが、もう最初から勉強もしなかったし、0点を取りにいくぐらいの気持ちだったから、もはや0点を取ることはなにも怖くなかった。

テスト用紙に名前だけ書いて、答案用紙の裏にめちゃくちゃ勃起したチ*コをドでかく写実的に書いて提出したことがあった。

テストは0点、裏のチ*コにはドでかく書いたチ*コを塗りつぶすぐらいデカいバツが、さらに「減点です」と書かれていた。

あの高校で試験の点数でマイナスを取ったのは僕だけであろう。でも結局、大学へも絵で行けたし、勉強ができなかったことは何の問題もなかった。