上級生とかぶらない、というのも大事なポイント

そして、今は宝塚ホテル支配人の憧花ゆりのさん。
上級生とかぶらない名前をお母様が考えてくれて、「憧花」と。
そこに、上級生とかぶらない「ゆりの」を自分で考えたという「家族で考えました」タイプ。

そして第二希望の名前は、これまたかぶらない名前の、珠緒ゆきか。
お母様なかなかいいセンスです。
お父様も一生懸命考えて何個か案をくれたそうですが、センスがなくて不評だったそうです。
「家族で考えました」ではよくあることです。
だいたい母親の案が通るものです。

上級生とかぶらない、というのも大事なポイントです。
最下級生が恐れ多くも上級生と同じ名前を付ける、
そしてご挨拶に伺うのも、最下級生にはとてつもなく高いハードルです。

雪組のトップスターだった同期の水夏希さん。
「お世話になった方に付けていただきました」という芸名は、水祐希でした。
しかし、天海祐希さんがいらしたので、祐希をやめて、夏生まれだからと夏希に。

水という苗字が、すいさん?と言われたり、最初は戸惑っている人もいたと言いますが、
今となっては、水夏希以外は考えられないほど、彼女にぴったりの名前です。
水という苗字が日本一似合う人です。

東京宝塚劇場。今は雪組公演です。

何人かに聞いただけですが、芸名にはその人の人となりが垣間見れます。

芸名の由来を聞いていたら、月組の仲間の顔が見たくなりました。
次の月組公演は、誰かを誘って、月組の仲間やアン王女に会いに行こうと思います。


●日本テレビ「news every.」の「every.特集」にナレーターとして出演中
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