2023年7月9日、大相撲名古屋場所が愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で始まりました。初日からの大関不在で始まった今場所はどんな展開になるのかーー。『婦人公論』愛読者で相撲をこよなく愛する「しろぼしマーサ」が今場所もテレビ観戦記を綴ります。

前回「大相撲名古屋場所 初日に驚き!新大関・霧島が休場を発表。横綱・照ノ富士の連覇なるか?史上初の3関脇同時大関昇進が実現するか?」はこちら

誰が優勝するのか全く予想できない

大相撲名古屋場所は中日8日目を終え、誰が優勝するのか全く予想できない状態になっている。

1敗は関脇・豊昇龍、前頭筆頭・錦木、前頭9枚目・北勝富士の3人。注目を集めていた元大関の前頭4枚目・朝乃山は、7日目の豊昇龍戦で負け、その取組中に左上腕二頭筋部分断裂の怪我をし、中日に診断書を提出して休場。対戦することになっていた関脇・大栄翔は不戦勝となり6勝2敗。関脇・若元春も6勝2敗だ。

3関脇同時大関昇進が期待されるが、後半の関脇同士の星のつぶし合いでどうなるか?
大関への昇進は3場所連続33勝が目安とされているので、あと何勝すれば良いか?と、中日に幕下の相撲を見ながら計算しようとしたら、テレビのチャンネルがNHKのBS1だったので、エンジェルスの大谷翔平が33号のホームランを打つところが見られた。愛する大相撲、大谷のホームランのようにスカッとしないかなあ。

2場所連続優勝を期待した横綱・照ノ富士は4日目から腰椎椎間板ヘルニアで休場。膝が悪化したのかと思ったら、場所前から腰が痛かったそうだ。