PS時代の覇者は?

そしていよいよ迎えたプレイステーションの時代。

1997年発売の『FF7』は328万本の売り上げを記録し、ついにその時点でのドラクエシリーズの最高売り上げ記録を、僅差ではありますが上回ります。

そしてのりにのったFFシリーズは、続く1999年の『FF8』で369万本、2000年の『FF9』で282万本と数字的には若干の上下をしつつも「いまや国産RPGナンバーワンブランドはこっちだ!」という下剋上ムードを築いていきます。

しかし、まさにその同年、ようやく初代PSにおいて最初で最後のドラクエ本編新作となる『ドラクエ7』が発売され、プレイステーション全ソフトでの販売本数ナンバーワン記録である417万本を記録します。

ここはさすがドラクエの「王者の風格」といったところでしょうか。