要らない?悩んでいる人は多数
葬送のあり方が大きく変化している中で、いち早く海洋散骨事業(『ブルーオーシャンセレモニー』)を手掛けてきたのが株式会社ハウスボートクラブ(以下、ハウスボートクラブ)です。代表取締役社長の赤羽真聡さんによれば、2007年から始まった海洋散骨への問い合わせは、現在年間3000件以上。ニーズはますます増加傾向にあります。そして昨今、海洋散骨に加え、樹木葬や納骨堂、永代供養墓、終活に関する相談も多く、中でも近年のトレンドである“墓じまい”への関心が高まっているとのこと。そこで、同社ではお客様が抱えるさまざまな悩みや課題を解決しようと、今春、新事業『お墓の引越し&墓じまいくん』を開始しました。
「海洋散骨と同時に、墓じまいを希望されるお客様は増えてきています。子供に迷惑をかけたくない、生きているうちに何とかしたい、お墓を現在の住まいの近くに置きたい(引越したい)というご要望が多く、事業開始からすでに月間150件以上のお問い合わせをいただいています。墓じまいの気持ちはあるけれど何から始めたら良いのかわからなかったり、お寺さんとのやりとりに不安を持たれている方は多くいらっしゃいます。お墓問題に向き合うお客様の想いに寄り添いながら、丁寧にサポートしています」
以上の埋葬場所を紹介
『お墓の引越し&墓じまいくん』には5つの特徴があります。まず、地方や郊外にあるお墓でも対応可能で、あらゆる選択肢から最適な供養先をプロが提案。全国どこでも対応でき、寺院との交渉や役所の手続きもすべてお任せ、自身で手配するより低予算で実現できます。“全国どこでも対応可能”の背景には、海洋散骨を始め、樹木葬や永代供養墓、納骨堂など、全国に1万カ所以上もの埋葬場所のネットワークを持っていることがあります。また、長年お付き合いのあった寺院とも円満に離檀できるよう丁寧に手続きを行ってくれます。
「子世代からの問い合わせも増えています。例えば、自分は嫁いでしまったが実家のお墓のことが心配だったり、遠方で墓参りに行けずご先祖に申し訳ないなどです。当社には経験豊富なプロフェッショナルが在籍していますので、小さな悩みでもまずは気軽にご相談ください。解消へとつながるアドバイスやご提案ができると思います」
変わるほどの旅をカスタマイズ
さらにもう一つ、同時期に新事業として始まったのが終活×旅をテーマにした『えんの旅』です。これまでの地方での海洋散骨に伴う交通や宿泊手配の経験をきっかけに発案、同社がプロデュースするオーダーメイドのお別れ会・偲ぶ会『Story(ストーリー)』もベースになっています。
「亡くなった後のお手伝いだけではなく、生きていらっしゃるうちに素敵な思い出を作ってほしいという思いもあって『えんの旅』を立ち上げました。楽しかった出来事を振り返ったり、生きているうちに思い出を一つでも多く作ることも終活の一つだと考えています。バスツアーで思い出の地を巡ったり、やりたいことに挑戦したり、“残りの人生が変わるほどの旅”をプランニングします。お墓参りを兼ねた旅も良いと思います。
『えんの旅』では、『Story(ストーリー)』に携わるスタッフのノウハウを生かしながら、お客様それぞれの世界観を作り上げ、大切な人との絆を深める旅を作り上げているのです」
もちろん、前述の墓じまいやお墓の引越しに合わせた旅行もできます。まさに、生きているうちにやりたいことを実現することで一つでも楽しい思い出を増やし、悔いなく生きることを応援してくれるのです。
墓じまいやお墓の引越しに不安を抱えているけれど、考えるのが煩わしくなって、問題を後回しにしてしまっている人も多いと思います。海洋散骨、墓じまい、オーダーメイドのお別れ会、終活の旅という同社の4つの事業がシンクロすることで、今ある不安や課題は解決へと進み、悔いのない人生を実現させてくれることでしょう。