イメージ(写真提供:Photo AC)
持病で服薬している人にとって、薬を処方されるたびにかかる費用は大きな負担となるはず。医師から処方される薬には「先発医薬品(新薬)」と「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」の2種類があり、後者は先発医薬品よりも安いため、複数の薬を服用している人や、長期にわたって薬を服用している人におすすめです。今回はジェネリック医薬品が安くなるしくみや、その有効性・安全性についてご紹介します。

ジェネリック医薬品ってどんなもの?

 

先発医薬品との違いは?

先発医薬品と同じ種類・同じ量の有効成分を含み、同等の効き目があることが認められた薬をジェネリック医薬品といいます。ジェネリック医薬品の形や大きさ、味や香りなどは先発医薬品と異なる場合があり、先発医薬品よりも飲みやすさなどが改良されているものもあります。

 

安全性は保証されてる?

ジェネリック医薬品の安全性は先発医薬品と同等とされています。

ジェネリック医薬品には、「先発医薬品と同様に体内で溶けるか」や「同じ速さで同じ量の有効成分が体内に吸収されるか」など、さまざまな試験が行われます。その結果、有効性・安全性が認められたものだけが厚生労働大臣によって承認され、販売されています。

 

先発医薬品よりも安いのはなぜ?

ジェネリック医薬品が安いのは、開発期間・費用が抑えられるためです。

通常、新薬の開発には約9~17年程度の歳月がかかるといわれており、費用も数百億円から数千億円かかります。そのため、新薬を開発した製薬会社は、特許を出願することにより20~25年の間は独占的に新薬の製造・販売を行うことができます。

この特許が切れると、他の製薬会社でも新薬と同等の効果を持つ薬を製造・販売できるようになります。これがジェネリック医薬品(後発医薬品)で、先発医薬品よりも開発期間・費用を大幅に抑えられることから、薬の値段が安くなるというしくみになっています。