おわりに
中国の高速鉄道は最高時速200キロメートル以上とされ、2020年までに2万キロメートル建設される予定です。
また現在営業している鉄道は設計最高時速350キロメートルですが、実際には安全を考慮して時速310キロメートル程度で運転しているそうです。
また、ローカル線では蒸気機関車の運転もあるそうですが、地方の観光協会などから許可をもらわないと写真撮影は難しいそうです。
いずれにしても中国はよくわからない国ですので、実際に確認するのが一番です。
【情報提供:株式会社ダイネン・早原寛二氏】
※本稿は、『列車トイレの世界』(丸善出版)の一部を再編集したものです。
『列車トイレの世界』(著:清水洽/丸善出版)
快適に移動できるのは、列車トイレの発達あってこそ!
糞尿がレールに飛び散っていた「垂れ流しトイレ」の時代。現在の綺麗で快適なトイレに至るまでは技術者の地道な努力の積み重ねがあり、それにより日本は世界に先駆けて垂れ流しトイレの全廃を実現した。しかし、海外の列車に目を向けると今でも垂れ流しトイレが残っている。 日本における列車トイレの歴史、汚物の処理方法、さらに海外の列車トイレの紹介を通して、列車の快適性を支える「列車トイレ」から日本そして海外の衛生環境を考える一冊。