在来線

・上海~杭州

中国のメインルートは電化されていますが、ほとんどの路線は未電化でディーゼル機関車による列車運転です。私が乗車した2002年当時の上海~杭州は未電化でディーゼル機関車が2階建ての車両を牽引していました。

トイレは1車両の両端に2か所搭載されており、トイレからレールを見ることができました。当時はチケットを手に入れるのが大変でした。

・大連

2008年2月に訪れた大連駅では北京や上海からの寝台列車が到着していましたが、トイレの下には流し管が付いているので、汚物は路線に垂れ流していると思います。

大連では朝食前に旧日本軍が建設した中山広場や満鉄の建物などを撮影したフイルムを鉄道を跨ぐ勝利橋上でカメラから取り出した拍子にレールに落としてしまいました。

落としたフイルムは見えていましたが、橋を下りてフェンスを乗り越え、回収する勇気はありませんでした。したがって観光写真はありません。

前日に撮った仕事の写真は無事でした。標高3600メートルを行くチベット線の車両はカナダ製で、新幹線と同じく気密性を保つため真空式トイレ設備とのことです。