家事スキルのない人こそ「かわいそう」になるかも
なお我が家では、今や孫にも包丁を使わせて、料理をお手伝いしてもらうようになりました。ご飯を作ってくれるのをじっと待つだけでなく、自ら作れるようになってくれたら嬉しい、なんて思います。
女性が結婚したあとも、仕事を続けることが当たり前となった時代、男性の家事スキルは家庭の平和、維持のためにも大切な不可欠な要素となりました。もちろん、独り身になったときのためにも。
私と同世代であろう姑の役目としても、「家事スキルのない人こそ、いずれかわいそうな事態になる」くらいの気持ちで、男性が積極的に家事に参加することを促してほしいと老婆心ながら思います。
変わる時代を生き抜くために、これまでの思い込みや当たり前を捨てることこそが肝心かなめなのかもしれません。
『72歳ひとり暮らし、「年金月5万」が教えてくれたお金との向き合いかた40』(著:紫苑/マガジンハウス)
年金月5万で暮らす紫苑さんが節約する上で学んだ「自分を本当に幸せにしてくれるお金の知恵、工夫、考え方」を40の言葉とともにお伝えします。
シングルマザー×フリーランスという不安の掛け算の中、お金に振り回されて生きてきた人生が「最高の今」に変わった理由とは? 豪奢でも清貧でもない。わたしとお金の付き合い方。