「お金の話=はしたない」というイメージ

「ほどほどの幸せでいい」「**な人達に比べたら私は幸せ」「恵まれている」とみんな思いがち

「お金を欲しい」と話すことは、みっともない。思うことすら、はしたない、ってされてますよね。

日本社会は“お金に向き合えない”ように作られています(写真提供:Photo AC)

例えば
・上司に「私の給料どうやったら上がるの?」「給料上げてください!」とか
・婚活市場で「収入はいくら? 貯金は? 親は裕福?」とか
・同僚に「ボーナスいくらだった? 家のローン毎月いくら?」とか

ほんとはめちゃめちゃ気になるのに、話しちゃダメな空気感がいっぱい。

あと、母親に「お父さんの年収いくら?」って聞いても教えてくれないし、うやむやにされる人がほとんどじゃないでしょうか。

このように、日本社会にはお金に対するタブーがはびこっていて、
・人に年収や資産を聞くのは下世話だし、
・給料上げて欲しい!って言うのは強欲だし、
・そのために積極的に行動するのは、はしたない

こんな風に考えている人がとても多いのです。

多くの人と同様に、私も「お金の話=はしたない」「お金=よくわかんない怖いもの」というイメージを抱いていました

日本社会は“お金に向き合えない”ように作られています