「お金のことを考えないように」仕向けられている

お金持ちに稼ぐ方法を聞いてはいけないし、聞けないから知識も増えない。そもそもお金に向き合う風潮がない、向き合う必要性すら、誰も教えてくれない。学校でもお金の勉強なんてしないですよね。

むしろ私達は、「お金を大事と思わせない教育」をずっとされてきています。住宅ローン、貯金、定期預金、毎月の給与明細……。

“お金のことはなるべく考えずに生きようね”
 “お金はあなたじゃなく誰かが決めてくれるもの” 
“お上が決めるから庶民は考えなくてもいいんだよ”
っていうサブリミナルがはびこってるの、気づいてます?

税金いくら取られてるかめっちゃわかりにくくなってるの、気づいてます?

あれ、わざと考えなくさせられてるの、気づいてますーーー?

アメリカみたいに全員が自分で確定申告すれば「私200万円も税金に払ってんの!?」って痛感するのに、日本の会社員は、毎月毎月勝手に引かれて、年末調整でちょっとだけ返されるくらいなので、税金を意識しなくなりますよね。

私達は国から、「お金のことを考えないように」仕向けられているんです。考えちゃダメ!っていう呪いをかけられているんです。

※本稿は、『女子とお金のリアル』(すばる舎)の一部を再編集したものです。


女子とお金のリアル』(著:小田桐あさぎ/すばる舎)

「私なんてこんなもの。身の丈で生きよう」と人生をあきらめた節約OLが、転職・副業・起業を経て億単位の年商に。秘訣は夢や理想より「欲望」だった。家庭や社会では教わらない資本主義のルールを知れば「お金のある人生」が歩ける!