フランスの高齢者の暮らし
フランスでは、一人暮らしが可能なうちは、みな自宅や自分のアパートで暮らしています。女性が多数ですが、男性もいます。家事は最低限は一人でこなします。孤独という面は否めませんが、田舎は近所の人や郵便配達の人が見守ってくれます。
都会だと最近、若い学生に割安で部屋を貸し、時々一緒に食事をしたり、手伝ってもらったり、話し相手になってもらう、そんな相互扶助も成り立っています。
高齢者施設への入所を本人が決めることも、また家族と相談の上で決めるのも普通です。反対に自分の家にいたければ、例外はありますが基本的に本人の意思が尊重されます。
近年政府もできる限り自宅で長く暮らすことを重視し、それに対応する経済的及び人的援助制度も考えられています。