「否定されない」安心な空気をつくる
そして、さらに達人は次のようなことを、普段から自然としています。
・相手の気持ちに共感する
・とにかく褒める(ささいなことでもいい)
・うまくいったら、本人の手柄にする
・いつでも手助けする姿勢を見せる(手伝いましょうか・代わりましょうか・必要なときはいつでも言ってください、など)
・相手の気分を害するようなことをしたら、すぐに謝る
・とにかく褒める(ささいなことでもいい)
・うまくいったら、本人の手柄にする
・いつでも手助けする姿勢を見せる(手伝いましょうか・代わりましょうか・必要なときはいつでも言ってください、など)
・相手の気分を害するようなことをしたら、すぐに謝る
これらを「いい人メソッド」と呼ぶことにします。
こうした接し方を心がけ、認知症の人との関係性を築き、「いい人」とインプットされたら、特別なことはしなくてもあなたの存在が安心につながります。
ここで肝心なのは、本心から「いい人」にならなくてもいいということです。
認知症の人と相対することは、かなり辛抱のいることです。そんなとき、相手に対して「もういい加減にして!」と負の感情を抱いていたとしても、「いい人メソッド」を淡々と実践するだけでいいのです。
そして、「いやな態度」をとってしまったら、そのときはちゃんと謝ることです。