内閣府が2023年3月に全国約1万人に対して行った調査によると、30%程の人が、テレワークで働いているそう。コロナ禍が落ち着いてきたとはいえ、家にいる時間が以前よりも長くなり、家が散らかっていて、仕事に集中できない…という人もいるのではないでしょうか。「私も片づける前は途方に暮れていました」と語るのは、お片づけ習慣化コンサルタントの西崎彩智さん。西崎さんは、「とにかく不要なモノを手放すという作業から始めなければなりません」と言っていて――。
ゴミは「成果物」!
私は「捨てる」という言葉はあまり好きではありません。
「捨てる」という言葉には、「投げ出す」や「放り出す」というイメージがあって、前向きではないような気がするからです。
でも、現実的に片づけに取り組むためには、とにかく「不要なモノを手放す」という作業から始めなければなりません。
ゴミ袋を用意して、ひたすらゴミを集めていく作業は、ときに気が遠くなるような作業に思えることもあるでしょう。
そんなときは、ご自身が出しているモノは「ゴミ」ではなく「成果物」なんだと発想を転換させてみましょう。