2024年11月1日から、フリーランスが安心して働ける環境整備を目的とした法律「フリーランス・事業者間取引適正化等法」が施行されました。フリーランスという働き方が普及するなか、ライターのいしかわゆきさんは、不注意や多動・衝動性などの特性がある「ADHD(注意欠如・多動症)」を抱えながら、フリーランスとして活躍しています。そこで今回は、いしかわさんの著書『ADHD会社員、フリーランスになる。 自分らしく生きるためのお仕事ハック』より一部引用、再編集してお届けします。
不安定にならないためのフリーランス独立ステップ
実際にわたしがフリーランスになるために辿ったステップを見ていくよ!
会社員に比べると不安定な働き方を選んでいるわたしですが、「できることなら安定したままフリーランスになりたい」という想いがありました。苦労をするのも、ひもじい思いをするのも嫌。
なかには、退路を断ち切るためにいきなり独立する人もいますが、わたしのように少しずつ準備を重ねながら独立するほうが精神衛生上よいはず。危ない橋を渡りたくないのはみんな一緒だよね。
というわけで、フリーランスになるまでの半年間にやっていたことをお話しします。