【京都・assemblages+】人気パティスリーの新店舗、ジェラート・パウンドケーキ専門店。イートインでパティシエの発想が光る、華やかなピザコースも

昼の5500円のコース。手前から「スパイス」（2種類からチョイス）のピザ、ライスコロッケ、ピザ生地にじゃがいものペーストと生ハムをトッピングした前菜。奥のジェラートは8種類から選べ、写真はフレッシュ大葉といちご、バナナレモンとココナッツ。ほかに前菜１品が付く

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京都の人気スイーツ店の新店舗

京都の人気パティスリー＆ショコラトリー「アッサンブラージュ カキモト」の新店舗は、ジェラートとパウンドケーキの専門店。店の奥にはイートインスペースもあり、前菜やデザート付きのピザコースが楽しめる。

パティシエにしてシェフでもある垣本晃宏さんが生み出すピザは、見た目も味わいも華やか。ライ麦を使った生地は厚みが控えめで、サクッとした食感と、旨味やもっちり感が特長。トッピングの具材にも工夫が凝らされている。

写真の「スパイス」は、ケーキに使用するミックススパイスをじゃがいもやトマトに絡めているので、シナモンやアニスの香りが食欲を刺激。料理も独創的で、ピザ生地で仕立てた前菜から始まり、ライスコロッケはオレンジの果汁と皮で作ったペーストを加えた甘酸っぱいクリームとともに。

アラカルトのピザから。グリュイエールチーズ、モッツァレラ、パルミジャーノ、ブルーチーズの「クワトロ」（1650円）は、仕上げにデュガスチーズ、玉ねぎ、まわりにじゃがいものピュレをトッピング。好みでメープルシロップをかけても。ほかに「へしこ」「マルゲリータ」などがある

「味を固定せず、食べ進むうちに味や食感が変化するのを楽しんでもらいたい」との言葉通り、意表を突くソースや組み合わせが、味わいに緩急を生んでいる。ジェラートも斬新で多彩な味。コース一通りで垣本ワールドを満喫できる。

店内写真